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ガンガン行こうぜ!



2018年度 理事長 片山 源太

はじめに
 

青年会議所において得ることが出来る最大の恩恵とは何か。自分自身に問いかけてみた。リーダーシップや人間力の向上か。人前でのスピーチ力やプレゼンテーション能力の底上げか。社会人としての一般常識、基礎知識の取得か。新規事業立ち上げ時に体験する様々な手法やプロセスを学ぶ事か。どれも大事で大切な事である。そこでふと思い出したのは、斜里青年会議所OBであった亡き父の言葉、「人間、結局最後の最後に残るのは『人』だけだぞ」であった。苦楽を共にして一生涯の付き合いを構築して行く仲間作りこそが、青年会議所において得られる最上級の醍醐味なのではないだろうか。ならば、やるべき事、成すべき事は明確である。青年会議所で出会った、これから出会うであろう素晴らしき仲間達と共に、我々の住む地域をより良き場所になるよう事業を構築し、実践する事が出来る組織を存続させる事が、青年会議所が掲げる「明るい豊かな社会」の実現に寄与するものではないだろうか。

 
より幅広い地域活動を目指して

斜里青年会議所の活動拠点である斜里町はとても恵まれた地域である。漁業、農業、観光業等どの産業も素晴らしい規模と実績を誇っている。また、隣接する清里町、小清水町もそれぞれの特徴を生かした町づくりがしっかりと行われている。しかし、斜里郡三町全体で捉えた場合、うまく連携が取れているかというと疑問符が浮かぶ所である。我々の暮らす斜里郡三町という地域は、それぞれが独特で独立した活動を行っている。斜里青年会議所の永きにわたる活動においても、斜里郡三町全てを巻き込んだ事業というのは数えるほどしか無く、特に近年は開催されていない。非常にもったいない事である。人的交流や物的交流をもっと増やす事で、それぞれの地域の強みを相乗効果で増幅し、本来持っているポテンシャル以上の成果を得る事が出来るのではないだろうか。その為にも、地域の垣根を越えた積極的な交流活動が今こそ必要であると考える。それぞれの地域に暮らす人々だけが把握している知識や経験を相互共有する事や、自分自身では気付かない強み、弱み等を第三者視点から補いあう事が出来れば、よりおもしろい取り組みを実践する事に繋がるのではないだろうか。どの町も人口が減少している切実な現状がある。今こそ、未来を見据えた協力体制を構築する為の第一歩を踏み出す時である。

質実剛健な会員の育成

近年、斜里青年会議所も会員数の減少が顕著になってきている。その為、個々人に割り当てられる責任や役割の比重が増大しているのが現状である。会員拡大も切実な問題ではあるのだが、個々の能力向上が急務であると考える。かといって、青年会議所内での執務能力の向上だけでは問題がある。青年会議所運動を円滑に行う為には、社会人、企業人としての責務をしっかりと果たしてこそ意味がある。それらを踏まえて、それぞれの職業に共通する基礎的な能力の向上を目指した事業を展開する事により、メンバー個々のスキルアップに繋がるものと考えられる。メンバー一人ひとりが周囲から頼られる一騎当千の能力を身に付ければ、おのずと斜里青年会議所の存在意義が認められ、素晴らしい宣伝効果を伴い今後の青年会議所活動への理解と協力へ繋がるのではないだろうか。

次世代へ繋ぐ為に出来る事

斜里青年会議所がどのような形で地域への貢献に携わっているのか、地域住民へ周知する事が十分に出来ていない現状がある。この事から、斜里青年会議所の活動を効率よく伝達する有効な手法を確立する事が急務であると考える。地域から頼られる団体として今まで以上に存在感を示す為には、斜里青年会議所という組織の活動方法や体制を見つめ直し、より活動しやすく効率的な方法を検討し実践する必要がある。
昨年度は他エリアのLOMとの交流を通して、多くの新たな出会いや様々な経験を積む事が出来た。それらを踏まえて、今年度も積極的に他LOMとの交流を推進して行く事が重要である。新たな出会い、新たな結びつきが、ひいては自分達の暮らす地域に足りないもの、必要なものに気付く良い機会になるのではないだろうか。
我々斜里青年会議所は継続事業という形で、様々な地域事業への協力を堅実に実施してきた実績がある。しかし、連綿と受け継がれて来た「しれとこ斜里ねぷた」や、「知床S-1自慢まつり」等その他数多くの斜里青年会議所が深く係わりを持つ行事郡については、会員数の減少により参加協力する事が困難な状況に陥っている。地域への貢献を永続的に果たし、次世代の斜里青年会議所メンバーが末永く活躍出来る舞台を用意する為にも、今まで以上に全メンバー一丸となって会員拡大にしっかりと取り組んで行く必要がある。また、我々一人ひとりが「誰かがやってくれるであろう」という考え方を是正し「自分がやらなければ誰がやる」というやる気に満ちた心構えをしっかりと認識する事で、地域事業を今まで以上に成功させる事へ繋がるものと考える。そして、一人でも多くの新たな仲間達と共に素晴らしい時間を共有する為の未来を描く事が、次世代の斜里青年会議所への道標になるのではないだろうか。

結びに

現在の斜里青年会議所においては、我々が今まで行ってきた既存の青年会議所活動とは異なる方法を模索し、検討し、実践する時期がいよいよやってきた事をしっかりと認識する必要がある。その上で、様々な事柄を見つめ直し、より良き状態で次の世代へ斜里青年会議所を引き継ぐ為に、強固な下地作りを行うことが重要である。今必要とされているのは諸問題に思い悩む事では無く、この先も成長していく為の新たな機会を得たのだと、プラス思考で笑い飛ばす位の豪胆さこそが求められるのではないだろうか。失敗する事を恐れずに楽観的にノリと勢いで新たな事業に取り組む事が出来るのは、青年会議所に所属する若者の特権である。本当に貴重で何物にも変え難いチャンスである。その機会を、この先も多くの仲間達に体験してもらう為にも、全メンバー一丸となって新たな斜里青年会議所の在り方について真剣に考え、邁進する事が出来る運動を展開して行く所存である。

 

2018年

大いに、学び、鍛えよう

人の為、地域の為に

ガンガンいこうぜ!



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